kotomonasha

二歩目に文章を書いてみる。

30,元気が出ていらいらしました。

 

 誕生日、お盆、クリスマス、年末年始、家庭の行事ごとが苦手だ。ここに三年は避けようとしている。意思表示をちゃんとしないので、ずるっと仮病を使っているかんじだ。

 今年はクリスマス前に体が動き出してしまい、ずらそうとしたものの、ぴったり当日に結果的にクリスマスプレゼントをひとに贈ることになってしまった。体が動くので、一年ほど後回しにしていたことを済ませてしまおうというだけのことだったのに。なんとなく喜んでもらえて気分も少し上がったが、その後の調子づいたさらなる接触で気持ち悪くなった。ひとの意識がこちらに向くのが久々で、えんりょもそりゃあするわけない、私の防御が弱すぎるだけなので。いちど気持ち悪くなるとしばらく引きずり、元気が出だしているために、数か月前のことなども思い出して、気分の悪さはいらいらに変わった。元気が出たなあと思うと同時に、むかむかしすぎで、出口が見つからず、叫べばいいのに、そのことすら思い当たらず苦しい年末。本当に久しぶりに自分の頭をたたいた。頭をたたく気力すらなかった。

 むかむかしていると一つの考えに縛ってしまうが、どうしてこんなにむかついているのかと問い、わからず、問い、考えて、いらいらをひとのせいにしていることをまずは自分自身に見せた。それをたよりに、待ってみると、すこしは落ち着いただろうか。結局いますぐ変化を起こすことは不可能で、ひとに頼るしかないのだと事実を見つめる。そのうえで、やっぱり自分がやるしかない。私には難しいことだが、自分でやりたい。元気が出てきているのなら、自分を持つ、ひとに差し出さない、というのを少しずつやっていけばいいのだ。いちいち思い返さないとすぐ忘れてしまう。現状の不満を表に出せそうな状態、、明らかに元気だ。一年前のなんにもない、よくわからない、ただはたらきたくない、という状態から微々たる動きだ。むかついていられるうちに、手を動かそう。