kotomonasha

二歩目に文章を書いてみる。

40.切り替え

 

 月に一度はぼーっとして何も手につかない日がある。2,3日だとしてもそれが一週間のように思えたり、一日だけどと思っていたら一週間たっていたなんてこともある。私は日付の感覚がぼけているのでわざわざ書くことでもない点かもしれない。

 完全に自堕落な生活に移行する前に、自分が何をするのかを確認することにしている。まずは、私は何をするのか、と問う。答えは返ってこなくて良い。すべきか、とは問わない。なにをするのか、という言葉を投げかける。

 しばらくして、その言葉が馴染んで準備が整ったら、問いの答えを用意する。する必要があること、例えば床の拭き掃除、ゴミ捨て、洗濯、散髪。私の場合、掃除はとっつきやすいものの一つで、軽く動きが止まりそうになった時なども、掃除をして流れを作る。 または、やりたいことがわかっていれば流れは作りやすい。ではなぜ今それをしていないのか、確認し、例として昨日の私はやりたいことがたくさんあって、でも何も手を付けない。なぜかと問うと、手を動かしていないからだという答え。こんなものでも答えになるのだ。少しずつ、手を動かすのに慣れさせていけばそれでいい。

 定期的にこれを繰り返すことになると、同じことに飽きてきて、まあ今は良いかな、とぼーっとする機関が伸びる。ここ三か月はひと月に一回、一週間ほどに抑えられているが、四か月目はひと月ぼーっとしていることになるかもしれない。後から考えてみれば、一週間で済んでいるとおもっていたものは、実は半月ぼさっとしている可能性はある。なんならこれまでずっと、ぼさっと生きている。なので同じことを繰り返しても構わないかもしれない。自分自身が焦っている、もしくは見て明らかに怠惰な時間を減らしたいがどうもうまくいかないやり方が分からないのであれば、すこしだけ、前にしたこととは変化をつけたい。そうしたら、前に進んでいきそうじゃないか。別に変らなくても、少なくとも繰り返すごとに切り替えが甘くなっていくのは避けられるだろう。